マスターズの裏話by片山晋呉

ゴルフ

こんにちは、クレールです。

YouTubeの片山45 GOLF – 片山晋呉チャンネルをご覧になったことはありますか?

レッスン動画とか様々アップされているのですが、その中でマスターズの話をしている回があります。

現状では4本×2セットの8本のマスターズ対談動画がアップされています。

自宅にマスターズのカレンダーを貼ったり、タイガーウッズの優勝ポスターを張ったりしているマスターズ好きの私としてはめちゃくちゃ面白い動画でした。

今回はその内容をまとめたいと思います。

8本で158分7秒の動画です。忙しくて3時間近い動画を見れない方はこちらのまとめで内容を把握してください。

ネタばれになるので動画で見たい人はこの先を読まずに、片山晋呉チャンネルへ移動してください。

オーガスタはどんなコース?

世界で最も有名で、政界で最も美しいコースと言っても過言ではありません。

しかし、限られた人しか入ることが許されないが故に謎が多いコースです。

動画の中ではコースについての話もたくさん出てきました。

グリーン

ガラスのグリーンと言われることもあるオーガスタのグリーンは非常に速い印象があります。

片山さんの印象としては速いことは速いが、太平洋VISAマスターズのときの太平洋御殿場の方が速いとのことです。

クレール
クレール

セルシオガルシアが太平洋御殿場にきて、練習グリーンの1球目がグリーンから出てしまったときに「クレイジー」とつぶやいたとか。

傾斜はえぐいそうです。ピンの左50cmからは崖のようになっていることもあるとか。

コース管理

コースの整備は目土じゃなくて芝を埋めているそうです。

地中には温度調節できる配管が埋められていて、芝が最も良い状態をキープできるようにできています。

大会期間中に花を咲かせるために、氷を使ったりして時期を調整しているそうです。

動植物

オーガスタには鳥や虫がいません。

強力な殺虫剤で芝を管理しているため、虫がいないそうです。

その結果、虫を食べるための鳥も寄ってこないそうです。

殺虫剤が強力過ぎて、落としたものは食べちゃダメだそうです。殺虫剤が体内に入って危険だからだそうです。

オーガスタじゃなくても落としちゃったら食べないと思いますが理由は違いますよ。

セキュリティーについて

ゲートに入るときはバーコード付きのカードがないと入れない決まりがあります。

タイガーウッズが忘れたときでも入れてもらえなかった逸話があるそうです。

警備員としては「タイガーって知ってるけど規則なんですよ」ってこと。

コース内の傾斜

オーガスタへ行った人が言う感想で多いのが「テレビで見るよりアップダウンがある」だそうです。

コース内では10番ティーが1番高く12番が1番低く70mの落差があるそうです。

また、18番はセカンドの位置からグリーン奥までは12ヤードの打ち上げだそうです。

山岳コース並みですね。

大会期間中の売り上げ

マーカーとかキャップとか売店にはマスターズグッズが売られています。

それらは大会期間中に50億円もの売り上げがあるそうです。

また、飲食物で50億円の売り上げがあり、合計で100億円の売り上げです。

桁違いとはこのことですね。

メンバーになるには??

ビルゲイツがメンバーになるには7年かかったとの噂があるそうです。

毎年30億円を7年間寄付したそうです。200億円・・・

メンバーの人数は250人ぐらいだそうです。

コースの改造の際には寄付のために空欄の小切手を提出したそうです。

お金があればメンバーになれるわけではないですが、お金があることは最低条件ですね。

片山晋呉は2001年に初出場

初出場のときの話が盛り上がり時間をかけて説明していました。

招待状は実家にFAX?

前年の年末に世界ランキング50位に入っていれば出場が決まりますが、初出場のときは世界ランクでは出場権が得られなかったそうです。

年が明けて3週間前に実家にFAXが届いたそうです。それを試合会場に転送してもらったら字がつぶれて見えなくなってしまっていたとのこと。

スマートフォンで写真を取れば済んでしまう今からは考えられないエピソードです。

結局、契約メーカーの方に実家へ行ってもらい招待状だと確認できたそうです。

マグノリアレーンで泣いた

マグノリアレーンに入ってクラブハウスが見えたときは感無量で泣いてしまったそうです。

今までこれ以上の感動はないとのこと。

同行した人たちもほとんど全員泣いたそうです。

チップはいくらだ?

ロッカーのお世話役みたいな従業員に大会が終わってコースから去るときにチップを渡さないといけないそうです。

250ドル渡したら「マスターズの決勝までいった男がこれっぽっちか?」と増額を求められて400ドルにアップさせたそうです。

1番多く払った年は700ドル払ったそうです。

ミケルソンのチップは破格らしく、ミケルソンが近くに来ると従業員の目の色が変わるそうです。

1番ホールで震える、キャディーも震える

震えてティーアップができなかった。3回目でようやくティーアップできた。

江連キャディーを見たら震えていてアイアンがカタカタいっていた。

余りに緊張したので「空振りだけは嫌だ」と思い1打目を打ったそうです。

ただ回数を重ねるうちに慣れてきて、テレビ番組で約束した「アイーン」とか「三瓶です」とかギャグをする余裕も出てきたそうです。

クレール
クレール

丸山プロの話ではミケルソンはスタート前に聖書を読んで気持ちを静めていたそうです。マスターズはどんなトップ選手でも緊張する場所なんですね。

9回出場の中のとっておきの話

片山晋呉さんは9回マスターズに出場にしています。

9回出ているので話は尽きません。

招待状とバッヂ

1つずつなくなってしまった。招待状は誰にあげたかわかったがバッヂのありかは不明。

バッチは毎年もらって出場者はつける決まりだそうです。

ファーストカットの存在

もともとオーガスタはフェアウェイしかありませんでしたが、ファーストカットができるようになりました。

それによって予選カットラインが1打変わったと言われているそうです。

コースの改造

2001年まではオリジナルのコースで大会が開かれていましたが、2002年からは改装したそうです。

オリジナルのコースと現在の改装後のコースの両方のコースでプレーしたのは日本人では自分と丸山さんぐらいだと軽い自慢。

現在のコースは距離が長くなったので日本人が優勝するには厳しいかもしれないとの見解でした。

ただ、グリーンが柔らかいときはまだ勝負になるかもってことです。

グリーンが柔らかいと遠くからでも狙えるので、飛距離の出ない日本人にもチャンスがあるかもってことでした。

2003年

2003年は日本人が4人出場したそうです。

片山プロと丸山プロ、伊沢プロ、谷口プロです。

その4人と練習ラウンドでオーガスタを回ったそうです。

チャンスがあればYouTubeで4人のラウンドをしてみたいとおっしゃっていました。

2004年号泣

2004年はマスターズに出場できず自宅で見ていたそうです。

ミケルソンが優勝パットを決めた瞬間号泣してしまったそうです。

そこで「マスターズは観るものじゃない、出るものだ」と思い、それを紙に書いて写真を撮って携帯の待ち受けにして1年間精進したそうです。

2005年は見事に出場します。素晴らしいですね。

ジャックニックラウスのラストに同組でプレー

2005年にマスターズに戻ってきました。その年はジャックニクラウスと同組になりました。

ニクラウスはこの年でマスターズを最後にすると公表していて大注目だったそうです。

全ホールスタンディングオベーションの異様な空気で予選の2日間を回ったそうです。

2日目はニクラウスの目に涙が浮かんでいたとか。

片山プロも出場選手ですが、パトロンに「じゃまだ座れ」と言われたそうです。

そんな異様な空気の中でもキッチリと予選を通過した片山さんはさすがです。

ニクラウスはルール不適合の飛ぶドライバーを使っていたらしいです。ホントかどうかは分かりません。

まとめ

まだまだ話はあるそうなので第3弾があるかもしれません。

注目ですね!

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