こんにちは、クレールです。
みなさんはパターに困っていますか?困っていない方は今回の対象外です。困っている方に読んでいただきたいと思います。
私はパットがめちゃくちゃ上手いわけではありませんが友達に比べれば上手いほうです。ただ、熟練の先輩方(60歳70歳の大ベテラン)には負けます。
友達と比べると上手い方と書きましたが、そんな私も初めてのラウンドでは56パットでした。その後パット数は徐々に減少して2年目は平均39.6、3年目は平均37.6、4年目は平均35.6と変遷していきました。1ホール当たりのパット数が2を下回り、2019年は平均33.8でした(スコアの平均は94.6)。
GODのスコア登録アプリによると、スコアが80台の人のパット数の平均は33.8、スコアが90台の人のパット数の平均は35.3だそうです。スコアの平均は90台なのにパットは80台の人の平均と同等でした。微々たる差ではありますが、私はパットで稼いでいるタイプのようです。
今回は私がどのようにパッドの感覚を掴んだかをご紹介したいと思います。
パターの3つの要素
パターの要素は3つあると考えています。
1つ目は距離感
2つ目はまっすぐ打つ
3つ目は傾斜を読む
これを順番に説明していきたいと思います。
距離感
パットにおいて距離感は最も大切な要素だと思います。距離感が合えばもし入らなかったとしても2パットで次のホールへ向かうことができます。まずは距離感を合わせる練習を始めましょう。
距離感は才能?
突然ですがみなさんは卓球をやったことがありますか?テニスでもいいです。そのときに「距離感が掴めなくてボールがまったく相手のコートに入らなかった」ってことはありますか?ないですよね。ボールが入らないって人も繰り返せば入れられるようになると思います。
つまり、何回か繰り返せば距離感は誰でも養えるのです。特別な才能ではないのではないでしょうか。卓球とかテニスにたとえると難しく思えるかもしれませんが、ゴミをゴミ箱に投げるぐらいの感覚でもいいです。距離感が掴めていない人は正しい練習さえすれば合うようになります。
ではどのような練習が効果的なのでしょうか?その点について説明したいと思います。
距離感を掴むための練習法
まずは早めにゴルフ場へ行き練習グリーンへ行きましょう。練習グリーンにはカップが4つぐらいあるはずです。その中から10メートルぐらい先のカップに向かって打ってみましょう。このとき方向性はアバウトで結構です。あくまで距離感を養う訓練ですから。
打ってみてボールはカップに届きましたか?オーバーしましたか?届かなかった人は「弱かったかー」と思ってください。オーバーした人は「強かったかー」と思ってください。
これを距離を変えたり方向を変えたりしながら繰り返しましょう。「次はあっちのカップへ打ってみよう」ぐらいの感じでOK。30分ほど続けていれば距離感が掴めてきます。
毎回30分もできないよと思った方は安心してください。この練習は4、5回で十分です。4、5回練習すると自分の距離感が掴めます。掴めた人はラウンド前の練習グリーンで5球も打てば「今日は自分の距離感よりボールが進むな」とか「進まないな」とわかります。早いとか遅いと表現することもありますね。
振り幅で調整するのはどうか?
歩数を測って振り幅で調整すると書いてある本もありますが、その方法は私には合いませんでした。振り幅を考えると体の動きがぎこちなくなり上手く打てない感覚があったのです。
古閑美保プロは歩数を数えるけれど振り幅は気にしないそうです。その代わりに数えた歩数を呟きながら打つそうです。「じゅーにほ(12歩)」みたいな感じ。それも合わせてやってみましょう。
応用編
PGMの with GOLFという企画があります。プロとラウンドできる企画です。それに申し込んで土屋陽子プロとラウンドさせてもらったことがあります。そのときに土屋陽子プロがおっしゃっていたのは、練習グリーンではボールを1つだけにして2パットで入れる練習をしたほうが良いということでした。
3球ぐらい出してスコーンスコーンスコーンと打つ人が多いと思います。そうではなく、1球にしぼって本番と同じように2パットで入れる意識を持つと良いとのことでした。
距離感が掴めてきたら土屋陽子プロがおっしゃっていた練習も取り入れてみましょう。
この練習を始めたきっかけ
栃木のあるゴルフ場へ行ったときに昼の休憩が1時間30分以上ありました。時間があるのでパターの練習でもしようかとなり、昼食をすぐに済ませて40分ほどパター練習をしました。そしたら距離感バッチリ。これだ!と思ったわけです。
まっすぐに打つ
まっすぐに打つ練習はコースではなく自宅で行います。パター マットがあればいいですし、ない場合は絨毯の上でも良いでしょう。
特別なことはありません。パター マットを利用する人はカップをめがけてただ打つだけです。すぐにポンポン入れられるようになります。「俺ってうまいじゃん」と思うはず。絨毯の上で練習する場合はゴルフボールを狙ったり、ペットボトルを狙ったりすればOK。当たったらカップインしたとしましょう。
本番のラウンドで1メートルのショートパットが残ったときに「家のマットと一緒、ここはマットの上なんだ、マットで外したことないぞ」と思うことで自信を持って打つことができます。ゴルフはメンタルが大事ですからこれは重要です。マットで絶対に外さないぞと自信がつくまでやりましょう。
これを定期的にやりましょう。毎日やるのがベストですかがそうもいきません。週1ぐらいられるといいですかね。続けるコツはマットやパターを出しっぱなしにしておくこと。出てればトイレのついでにふと手に取るのもです。出しっぱなしにしておきましょう。
応用編①
ボールの少し先に目印を置きます。その間を通すように打つとまっすぐに打つ感覚が養えます。
応用編②
上の写真にも写っていますがレールを使う練習方法です。レールから外れないようにまっすぐに打つ練習器具です。30球打って何級成功するかとかたまにテストしています。
傾斜の読み方
こればっかりは語れるほど習得できていないのが現状です。基本的にはまっすぐに打ちます。曲がったら仕方がないってことで割り切ります。明らかに傾斜しているときは別ですが。とはいえちょっとは工夫しています。
アプローチは転がす
アプローチはあげるのがかっこいいみたいな風潮がありますが、私は転がし専門です。あげるのが苦手で転がししかできないだけなんです。ただ、転がしにもいいところがあって、それはグリーンの傾斜を観察することができることです。52度やPW、8番アイアンあたりで転がします。するとグリーン上で曲がったりするわけです。それを見ておけば次のパターの際に大いに参考になります。
人のを見る
当たり前ですがちゃんと見ます。パターはもちろんですがアプローチから見ておくとそれも参考になるのでしっかりと見ておきましょう。
受けグリーンが基本
日本のゴルフ場は受けグリーンと呼ばれる形状がほとんどです。手前が低く奥が高いグリーンの形状を受けグリーンと言います。奥に打つときは上りで、奥から打つときは手前になります。右から打つときは左に曲がって、左から打つときは右に曲がります。それを基本情報として頭に入れておくといいことがあるかも。
まとめ
いかがでしたでしょうか。パットで悩んでいる人にちょっとでも参考になればうれしいです。200ヤードのショットも10センチメートルのパットも同じ1打。パットの技術を磨いていきましょう。
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